年齢とともに出てくる下っ腹

年齢とともに出てくる下腹部。たとえ昔と体重が変わらなくても、はけていたパンツが入らなくなったり、Tシャツを着ると、下腹部だけがポッコリ目立ってしまう…

 

中年以降になると、そんな悩みがあとを絶ちません。

 

人間の体も重力には逆らえず、常に下の方に引っ張られるように力がかかります。
けれど、子供や若い人たちはそんな自然界の法則をものともせず、痩せ型体型でいられます。

 

中年になると出てきてしまう下腹部が、なぜ若年層では出ないのか。
その大きな理由に「筋力の低下」が挙げられます。

 

一日中動き回っていた10代の頃と比べ、中年になると極端に運動量は減り、さらに一定部分の筋肉しか使われなくなり、その使わない筋肉はほとんど使われないままになっています。

 

30代、40代の中年の方にとって少々辛い作業になりますが、やはり筋肉をつけるのがぽっこりした下っ腹は一番ひきしまります。
筋肉をつけて、出っ張ろうとする下腹部の肉を抑えるという構造です。腹筋をする場合でも、起き上がるときよりも戻っていく時ときに
ゆっくり時間をかけて戻るようにすると、負荷がかかり効果がアップします。

 

ただ、腹筋運動は辛いですよね。

 

そんなときいつでもどこでも手軽にできるのは、歩いているときに下腹部を意識してへこましながら歩く。始めは5分ともたないかもしれませんが、徐々に慣れていくと、10分、15分と時間を延ばすことができるようになりますよ。

 

また、低周波治療器の原理で、筋肉を外部の力で動かす器具がありますが、あれも一定の効果があるようですね。